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使わない植木鉢の利用方法7選|おしゃれリメイク術から正しい処分方法まで徹底解説

使わない植木鉢の利用方法7選|おしゃれリメイク術から正しい処分方法まで徹底解説

こんにちは。庭ラボ所長のKTです。38歳で2児の父をやっています。
憧れのマイホーム購入と同時に手に入れた30坪の庭ですが、最初の半年で雑草と謎の木に侵食されてしまい、業者に見積もりを取ったらなんと30万円と言われて絶望した過去があります。

「なら自分でやってやる!」と意気込んだものの、見事に剪定に失敗してシンボルツリーを枯らし、妻に激怒されるという苦い経験も持っています。
それ以来、最低限の手間で最高にキレイに見せるための研究を開始し、週末の1時間だけで維持できる理想の庭を目標に日々試行錯誤を重ねてきました。
庭づくり歴は気づけば6年を超え、これまでにリメイクした植木鉢は大小合わせて50個以上になります。

庭ラボ所長
庭ラボ所長
庭をやっていると、いつの間にか「空っぽの植木鉢」が山積みになりませんか?捨てたいけど捨て方がわからない、でも場所を取る……そんな悩みを今日はスッキリ解決します!

ガーデニングを長く楽しんでいると、いつの間にかどんどん増えてしまうのが空っぽの植木鉢ですよね。
植物が枯れてしまったり、成長に合わせて植え替えをしてサイズが合わなくなったりして、庭の隅やベランダの端に積み上げられていることも多いのではないでしょうか。

今回は、そんな使わない植木鉢の利用方法について、おしゃれなインテリアとしての再利用アイデアや、お金をかけないリメイク術、底穴の確実な塞ぎ方、そして最終的に不要になった際の自治体ごとの正しい処分方法までを徹底的に解説していきます。
使わない植木鉢の利用方法を知っておけば、お庭の隅でホコリをかぶっているあの鉢が、週末の少しの工夫で驚くようなアイテムに生まれ変わるかもしれませんよ。

この記事でわかること

  • 余っている植木鉢をおしゃれなインテリアや便利な収納グッズとして再利用するアイデア
  • お金をかけずに庭や部屋の雰囲気を劇的にアップさせる100均塗料を使ったリメイク術
  • 割れた鉢の芸術的な活用法や穴を塞いで作るビオトープなど植物を植える以外の驚きの使い道
  • どうしても手放す際の自治体ごとの正しい分別ルールや粗大ゴミの出し方などの注意点

使わない植木鉢をおしゃれに再利用する6つのアイデア

木のテーブルに置かれた収納グッズとして再利用されている素焼きの植木鉢

  • 収納グッズとしてインテリアに再利用
  • ガーデンオブジェや雑貨にリメイク
  • 割れた鉢で作る多肉植物の寄せ植え
  • 穴を塞いで楽しむミニビオトープ
  • 100均塗料でアンティーク風にアレンジ
  • 庭のレイアウトで土留めとして活用

せっかくお金を出して買ったのに、出番がなくなってしまった鉢の数々。
ただ庭の隅に無造作に積み上げておくのはスペースの無駄ですし、何より見栄えが良くありません。
しかし、少し視点を変えるだけで、それらは立派な資材へと変わります。

ここでは、少しの工夫で見違えるほど生まれ変わる具体的な再利用アイデアをたっぷりとご紹介していきます。
どれも私が実際に自宅の庭やリビングで試して、厳しい妻からも「これなら許す、むしろ良いね」とお墨付きをもらったコスパ抜群のアイデアばかりですので、ぜひ週末のDIYの参考にしてみてください。

収納グッズとしてインテリアに再利用

植木鉢は土を入れて植物を育てるだけのもの、という固定概念をまずは捨ててみましょう。
実は、その独特のフォルムや計算された素材感は、家の中での収納グッズとして非常に優秀なポテンシャルを持っているのです。

例えば、ガーデニングの定番である素焼きのテラコッタ鉢。
あの温かみのある素朴なオレンジ色は、木製家具の多いナチュラルテイストのインテリアや、カントリー調の部屋にぴったりと馴染んでくれます。
デスク周りや書斎では、ペン立てとして大活躍してくれます。

一般的なプラスチック製のペン立ては軽すぎて倒れやすいですが、植木鉢は元々土を入れるために底が広く設計されており、適度な重さと安定感があるため、たくさんのペンやハサミ、長い定規などを乱雑に入れても倒れる心配がありません。
リビングでは、テーブルの上に散らかりがちなテレビやエアコンのリモコンをまとめて立てておく「リモコンスタンド」としても役立ちます。
これだけでテーブルの上が劇的にすっきりと片付きますよ。

庭ラボ所長
庭ラボ所長
我が家では、子供が散らかすブロックやミニカーの「ポイポイ収納」に鉢を使っています。見た目がおしゃれなので、リビングに出しっぱなしでもインテリアに見えるのが最高なんです。

また、キッチンでの実用的な活用も非常におすすめです。
底穴をしっかりと塞げば、長さのあるお玉や菜箸、フライ返しなどのキッチンツールスタンドとして使えます。
さらに、通気性と調湿性に優れた素焼き鉢の特性を活かせば、玉ねぎやニンニク、じゃがいもといった根菜類のストッカーとしても非常に優秀です。

私の家では、大きめのプラスチック鉢を綺麗に洗い、子供たちのおもちゃを放り込む収納ボックスとして使っています。
ポイポイ入れるだけなので、小さな子供でも簡単にお片付けの習慣が身につき、親としても非常に助かっています。
アイデア次第で家中のあらゆる場所で活躍してくれるはずです。

メモ:キッチン利用時のコツ
口が広い鉢を選ぶと、ツールが取り出しやすくなります。
油汚れがつきやすい場所なので、プラスチック製なら丸洗いできて衛生的なのでおすすめですよ。

ガーデンオブジェや雑貨にリメイク

リビングの床に置かれ子供のおもちゃ収納として使われているプラスチック製の植木鉢

お庭の雰囲気をガラッと変えたいけれど、ホームセンターや園芸店で新しいガーデン雑貨やオーナメントを買うと結構な出費になってしまいますよね。
そこで役立つのが、使わなくなった植木鉢をオブジェとして生まれ変わらせるリメイクDIYです。
これは、週末の1時間だけで庭をキレイに見せるという私の目標にもぴったり合う、最強のコスパテクニックと言えます。

一番簡単で今すぐできるのは、植木鉢をあえて逆さまにしたり、横に倒したりして配置する方法です。
大小さまざまなサイズの鉢をランダムに配置し、倒れた鉢の口からお花がこぼれ落ちるように植物を植え付ける「こぼれ花壇」というテクニックがあります。
これだけで、平坦で退屈だった花壇に劇的な立体感と動きが生まれ、プロの造園業者がデザインしたかのようなこなれた雰囲気を演出できます。

庭ラボ所長
庭ラボ所長
倒れた鉢から白い小花が溢れ出すデザインは、お庭を広く見せる効果もあるんですよ。

さらに一手間かけるなら、アクリル絵の具でペイントしたり、100円ショップのステンシルシートを使って文字を入れたりするのも楽しい作業です。
家族のイニシャルや「WELCOME TO OUR GARDEN」といった文字を入れるだけで、世界に一つだけのオリジナルガーデンサインが完成します。

また、鉄筋の棒を地面に深く打ち込み、そこに鉢の底穴を通して斜めに何段も積み重ねていく「タワー鉢」などの立体的なオブジェも、使わない鉢がたくさんあるからこそできる大胆なアレンジです。
失敗しても元々使っていなかった不要な鉢なので、精神的ダメージがゼロというのも、DIY初心者にとって嬉しいポイントですね。

オブジェ化のチェックポイント

  • 鉢のサイズを複数(大・中・小)用意する
  • 置く場所の日当たりと植物の相性を考える
  • 強風で倒れないよう、地面に少し埋め込む

割れた鉢で作る多肉植物の寄せ植え

強風で棚から倒れたり、運んでいる最中にうっかり落としてしまったりして真っ二つに割れてしまったお気に入りの鉢。
「もったいないし悔しいけど、捨てるしかないか……」とゴミ袋に入れるのはちょっと待ってください。
実はその割れた断面こそが、唯一無二のアート作品を生み出すスパイスになるのです。

それが園芸愛好家の間で「ブロークンポット(割れ鉢アート)」と呼ばれる寄せ植えテクニックです。
私も過去に、妻がお気に入りだった高価な陶器鉢を割ってしまい青ざめたことがありますが、この方法で復活させて事なきを得ました。

1 土台をつくる

鉢の底部分に土を敷き、割れた破片を土留めや階段のように見立てて配置していきます。

2 破片を整える

破片の形が合わない場合は、安全メガネと手袋を着用して金槌で軽く叩き、理想のサイズに調整します。

3 多肉植物を植え込む

段差ができたら、セダムやエケベリア、グラプトペタルムなど、色や形の異なる多肉植物を隙間なくギュッと密集させて植え込みます。

色や形の異なる品種を密に配置するのが、美しく見せる最大のコツです。
完成した姿は、まるで古代の遺跡や、切り立った崖に自生する植物のジオラマのようで、非常にドラマチックな仕上がりになります。

庭ラボ所長
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多肉植物は元々乾燥に強いため、浅い土や小さな破片の隙間でも十分に育ちます。頻繁な水やりが必要ないため、私のような「ずぼら」なパパにも最適なんですよね。

割れた鉢の荒々しさと、多肉植物のぷっくりとした可愛らしさのギャップがたまらない魅力です。
玄関先に一つ置いておくだけで、訪れたお客さんや宅配業者さんの目を釘付けにすること間違いなしですよ。

穴を塞いで楽しむミニビオトープ

庭の土留めやオブジェとして横に倒され、中から白い花が溢れ出す植木鉢

水面がキラキラと光り、緑が風に揺れる癒し空間「ビオトープ」。
庭やベランダに水辺を作りたいと憧れる方は多いと思いますが、専用の立派な睡蓮鉢や陶器の水鉢を買おうとすると数千円から数万円と非常に高価なのが現実です。

しかし、お手持ちの使っていない大きな植木鉢の底穴さえ確実に塞ぐことができれば、今日から手軽にミニビオトープを始めることができます。
初期費用を大幅に抑えられるのが最大のメリットです。

底穴の確実な塞ぎ方

最も重要な底穴の処理ですが、ホームセンターや100円ショップのDIYコーナーで売っている「水中用エポキシパテ」や「シリコンコーキング剤」を使うのが最も確実で安全な方法です。
まず鉢を綺麗に洗い、穴の周りの汚れやコケをしっかりと落とします。
パテを練って隙間なく埋め込み、完全に硬化するまで24時間ほど放置しましょう。
水漏れが不安な場合は、さらに鉢の内側全体に厚手の農業用防水シートを敷き詰めるという裏技もあります。

ビオトープの立ち上げ

一晩水を張って水漏れがないことを確認したら、底に赤玉土を厚めに敷き、ホテイアオイやウォーターマッシュルーム、小さな睡蓮などの水生植物を配置します。
一晩汲み置きしてカルキを抜いた水を静かに注ぎ入れれば完成です。
夏場に問題になるのが蚊の発生ですが、メダカを数匹泳がせておけばボウフラ(蚊の幼虫)を残らず食べてくれるので、虫対策と観賞の一石二鳥になります。

庭ラボ所長
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メダカは微生物を食べるため餌やりの手間も少なく、週末に眺めているだけで日々の疲れがスッと消えていく最高のオアシスになりますよ。

注意!
エポキシパテやシリコンは完全に硬化してから水を入れてください。
硬化前に水を入れると接着が不十分になり、水漏れの原因になります。

100均塗料でアンティーク風にアレンジ

ホームセンターで苗を買った時についてくる黒いポリポットや、安価なプラスチック製の植木鉢。
これらは軽くて扱いやすい反面、そのまま庭に置くとどうしても安っぽく見えてしまい、景観から浮いてしまうのが難点です。

しかし、機能的には問題ないため捨てるには忍びない。
そんな時は、100円ショップの塗料を駆使した植木鉢リメイクが最強の解決策になります。
驚くほど簡単におしゃれなアンティーク風の鉢に変身させることができるんです。

準備するものは、ダイソーやセリアなどの100円ショップで手に入る「アイアンペイント」や「ミルクペイント(漆喰風塗料)」、そして台所用の古くなったスポンジだけです。
刷毛を使って綺麗にベタ塗りするのではなく、小さく切ったスポンジに塗料を取り、ポンポンと叩くように色を乗せていくのがプロっぽく仕上げるためのポイントです。

庭ラボ所長
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わざと塗りムラを作ることで、長年使い込んだような鉄のサビ感や、ヨーロッパの古い石造りのような質感を表現できるんです。DIY初心者ほど、このムラが良い味になるので失敗を恐れずやりましょう!

コツとしては、下地に暗い色(黒やこげ茶色)を全体に塗り、その上から明るい色(白やくすんだ緑色)やサビ色のオレンジを軽く重ねていくと、より重厚な立体感が出ます。
この作業、無心になって工作感覚で没頭できるので、仕事や育児のストレス発散にも最適です。
塗料代の数百円の投資で、園芸店や雑貨屋で数千円で売られているような高級感のある鉢が手に入るのですから、これほどコスパの良いDIYは他にありません。

補足:塗料選びのワンポイント
屋外で使う場合は、仕上げにクリアスプレー(つや消しタイプ)を吹きかけておくと色落ちを防げます。
セリアの「スモーキーカラー」シリーズはくすみ感があり、アンティーク仕上げと相性抜群です。

庭のレイアウトで土留めとして活用

割れた断面を活かして多肉植物がぎっしりと寄せ植えされた素焼きの植木鉢

庭の隅に新しい花壇を作ったり、平坦な庭に高低差をつけて立体感を出したりする際に必ず必要になるのが、土の流出を防ぐ「土留め(どどめ)」です。
しかし、レンガやコンクリートブロックを何十個も買ってきて車で運ぶのは大変な重労働ですし、費用も数千円単位でかさんでしまいます。

さらに、一度モルタルで固めてしまうと、後からデザインを変えたくなった時に後戻りができません。
そこで、使わなくなった植木鉢の出番です。
大小の鉢をうまく並べることで、実用的かつ非常に個性的な土留めとして機能させられます。

1 溝を掘る

土を盛り上げたい花壇の境界線に沿って浅い溝を掘ります。

2 鉢を並べて埋める

植木鉢の三分の一程度が土に埋まるように並べていきます。鉢が空っぽだと風や雨で動いてしまうため、鉢の中に庭の土や砂利を入れて重しにしましょう。

3 鉢にも植栽する

並べた鉢の中にも植物を植えれば、土留めと花壇が一体化したナチュラルな景観が完成します。

我が家では、この方法を使ってちょっとしたハーブ園を作りました。
境界線となる手前の鉢にはクリーピングタイムなどの這うように育つハーブを植え、鉢のプラスチック部分を隠すように垂れ下がらせています。

庭ラボ所長
庭ラボ所長
不要な鉢を一気に大量消費できる上、セメントを練るような専門的な作業も不要なので、週末の1時間DIYに最適です。レイアウトに飽きたら、鉢を引っこ抜いてすぐに並べ替えられますよ。

使わない植木鉢を正しく処分する方法と注意点

植木鉢の底穴を塞いで水を張り、水生植物を浮かべて作ったミニビオトープ

  • 素材別に見る自治体のゴミ分別ルール
  • 大きいサイズの粗大ゴミとしての出し方
  • フリマアプリやリサイクル店で手放す
  • 室内で使う際の底穴の塞ぎ方と対策
  • リメイク前の洗浄など衛生面の注意点

ここまでは、使わない植木鉢をポジティブに再利用するためのワクワクするアイデアをご紹介してきましたが、現実問題として、どうしても再利用する気になれないほど劣化している、あるいは数が多すぎて物理的に保管場所がないという場合もありますよね。

使わない鉢をいつまでも放置して庭の景観を損ねたり、害虫の温床にしてしまうくらいなら、思い切って適切に処分する決断も大切です。
ここからは、植木鉢の捨て方の厳密なルールや、安全にリメイクするための重要な注意点について詳しくお伝えします。

素材別に見る自治体のゴミ分別ルール

植木鉢をいざゴミとして捨てようと決心した時、一番頭を悩ませるのが「これは一体何ゴミの日に出せばいいのか?」ということではないでしょうか。
植木鉢の素材は非常に多様化しており、それによって分別ルールがまったく異なるため注意が必要です。

間違った日に出すと回収してもらえず、ご近所トラブルの種になりかねません。
環境省の調査によると、一般家庭からのごみ排出量は全体として減少傾向にある一方、リサイクル率の向上は引き続き重要な課題とされています。
(出典:環境省『一般廃棄物の排出及び処理状況等について』

庭ラボ所長
庭ラボ所長
ルールを守ることは環境保護にも直結しますし、何より「デキる庭パパ」としてのマナーです!
鉢の素材一般的な分別区分
プラスチック製燃えるゴミ(またはプラ資源)
陶器・素焼き燃えないゴミ(不燃ゴミ)
木製燃えるゴミ(可燃ゴミ)
グラスファイバー燃えないゴミ(不燃ゴミ)

陶器鉢などを捨てる際、すでに割れてしまった破片は回収する作業員の方がケガをしないよう、厚紙や何重にも重ねた新聞紙でしっかりと包み、外側に赤いマジックで大きく「キケン」「割れ物」と書いておくのが最低限のマナーです。

注意!
上記の分別区分はあくまで一般的な目安です。
お住まいの自治体によってルールが異なる場合があるため、必ず自治体のホームページや配布物で最新の分別表をご確認ください。

大きいサイズの粗大ゴミとしての出し方

ハーブ花壇の縁に沿って半分土に埋められ土留めとして活用されている植木鉢

玄関先に置くシンボルツリーを植えていたような巨大なプラスチック鉢や、重くて大人の男性一人では持ち上がらないような大型の陶器鉢は、通常のゴミ回収のルートでは持っていってもらえません。

多くの自治体では、一辺の長さが30cm、あるいは50cmを超えるものは「粗大ゴミ」として事前予約と有料回収の対象になります。
私も以前、枯らしてしまったシンボルツリーの特大鉢を処分する際に非常に苦労した経験があります。

1 自治体へ申し込み

電話かインターネットで申し込み、サイズを伝えて手数料を確認します。

2 処理券の購入

指定された金額の「粗大ゴミ処理券」をコンビニ等で購入します。

3 搬出・回収

指定の日の朝に、玄関先や指定場所へ自分で出しておきます。

注意!土はゴミに出せません
多くの自治体において、鉢の中に入っている「土」は一般ゴミとして回収してくれません。
自然物であるためゴミに該当しないというのが主な理由です。
必ず中の土を空っぽにしてから出す必要があります。
土の処分は専門業者やホームセンターの引き取りサービス、購入店への相談を検討しましょう。

フリマアプリやリサイクル店で手放す

まだ十分に使える綺麗な鉢を、わざわざお金を払ってゴミとして捨てるのはなんだか罪悪感がありますよね。
そんな時は、捨てるのではなく「売る」あるいは「必要な人に譲る」という選択肢を検討してみましょう。

最も手軽なのは「メルカリ」などのフリマアプリの活用です。
特に、有名ブランドの陶器鉢やバラ愛好家に人気のスリット鉢などは非常に需要が高く、出品するとすぐに売れる傾向があります。

庭ラボ所長
庭ラボ所長
出品のコツは、土汚れをたわしで綺麗に洗い落とし、明るい場所で見栄え良く写真を撮ることです。汚れがあると一気に売れにくくなるので注意ですよ。

ただし、陶器鉢は重くて割れやすいため、梱包にも手間がかかる点は要注意です。
梱包作業が面倒な場合は、地域密着型の掲示板アプリ「ジモティー」を活用するのが便利です。
「自宅まで取りに来てくれる方限定」と条件を設定すれば、梱包の手間も送料もゼロになります。

また、地域のコミュニティセンターや幼稚園・保育園に寄付するという方法もあります。
園芸活動や工作用として喜ばれるケースも多いので、お近くの施設に問い合わせてみるのもおすすめです。

フリマ出品を成功させるコツ

  • 鉢のサイズ・素材・ブランド名を正確に記載する
  • 傷やヒビがある場合は隠さず写真で明示する
  • 複数個をセット出品すると送料が割安になり、まとめ買い需要を狙える

室内で使う際の底穴の塞ぎ方と対策

自治体の粗大ゴミとして処分するため、土を空にして玄関先に置かれた特大サイズの植木鉢

使わなくなったおしゃれな植木鉢を室内で収納グッズとして再利用する場合、最大の敵となるのが鉢底に開いた「底穴」です。
この穴をしっかり塞ぐ対策をしておかないと、中に入れた細かい文房具が落ちたり、汚れが漏れ出して家具を汚したりする原因になります。

最も手軽で確実な穴の塞ぎ方は、「グルーガン(ホットボンド)」を使用する方法です。
鉢の裏側から鉢底ネットを当てて、その上からグルーをたっぷりと流し込みます。
数分で冷えて固まれば、頑丈な栓の完成です。

庭ラボ所長
庭ラボ所長
私も過去に、底穴の開いた鉢カバーをそのまま木製の棚に置き、数ヶ月間水やりを続けていた結果、棚板を真っ黒に腐らせかけたことがあります。室内利用時の事前の対策は絶対に徹底してください!

もし、鉢をそのまま小物入れにするのではなく、観葉植物の「鉢カバー」として使う場合は、鉢の内側にピッタリと合うサイズのプラスチック製の受け皿をあらかじめ敷き詰めておくのが最も安全な方法です。

リメイク前の洗浄など衛生面の注意点

最後に、使わなくなった植木鉢を再利用する際に絶対に守っていただきたい衛生面のルールについてお伝えします。
長年屋外で植物を育てていた植木鉢には、目に見えない病原菌、カビの胞子、そして害虫の卵が密かに潜んでいる可能性が高いのです。

そのため、再利用する前には、必ず徹底的な洗浄と殺菌を行ってください。

  • タワシを使って土汚れや白い水垢をしっかりとこすり落とす
  • 塩素系漂白剤(ハイター等)を薄めた液に数時間浸け置きする
  • 流水でしっかりとすすぎ落とす
  • 直射日光の当たる風通しの良い場所で2〜3日かけて完全に乾燥させる

特に素焼き鉢は内部に水分を溜め込みやすい性質があるため、乾燥不足はカビ発生の原因になります。
水分が残っていると、せっかく塗ったリメイク用の塗料も剥がれやすくなってしまいます。
この「徹底的な洗浄と完全乾燥」のひと手間を惜しまないことが、美しい仕上がりへの近道です。

割れてしまった植木鉢でも再利用できますか?はい、十分に再利用可能です。割れた断面をあえて活かして多肉植物の寄せ植え(ブロークンポット)にしたり、花壇の土留めとして土に半分埋めて活用したりすることができます。割れた不規則な形がアンティークな風合いになり、庭の個性的なオブジェとして楽しめます。
室内で収納として使う場合、底穴からの土や水漏れはどう塞げば確実ですか?手軽な方法としては、鉢底ネットを当てて裏側からグルーガン(ホットボンド)で厚く塞ぐのがおすすめです。鉢カバーとして中に植物を入れる場合は、鉢の内側に合うサイズのプラスチック製受け皿を敷くのが最も安全で確実な方法になります。
プラスチック製の植木鉢でもおしゃれにリメイクできますか?はい、可能です。100円ショップなどで売られているアイアンペイントやミルクペイントを使い、台所用スポンジでポンポンと叩くように色を乗せていくだけで、重厚な陶器や錆びた鉄のようなアンティーク風の鉢に簡単にアレンジできます。

まとめ:使わない植木鉢は再利用も処分もコツ次第

リメイク前の衛生対策として、綺麗に洗浄され直射日光で完全に乾燥させている植木鉢

この記事の要点まとめ

  • 使わない植木鉢は安定感があるため文房具やリモコンの収納グッズとして優秀
  • 庭で逆さまに置いたり積んだりするだけで立体的なオブジェに早変わり
  • 割れてしまった鉢は多肉植物の寄せ植え(ブロークンポット)に最適
  • 底穴をエポキシパテ等で塞げば手軽で安価にミニビオトープが楽しめる
  • 安っぽいプラスチック鉢は100均塗料をスポンジで叩き塗りして高見えリメイク
  • 花壇や斜面の土留めとして並べるだけでレンガ不要のナチュラルな景観になる
  • ゴミに出す際は素材(プラ・陶器・木・FRPなど)ごとに分別ルールが異なる
  • 一辺が30〜50cm以上の大きな鉢は有料の粗大ゴミ扱いになる自治体が多い
  • 粗大ゴミに出す際は中に入っている「土」は一般ゴミで出せないため注意が必要
  • 状態の良い有名ブランドの鉢はフリマアプリやジモティーで譲るのがエコで賢い
  • 室内で使う場合はグルーガンや内側受け皿で底穴からの水・土漏れ対策を徹底する
  • 再利用前は必ずタワシで洗い、漂白剤に浸けて古い病原菌やカビを除去する
  • 洗った後はカビや塗料の剥がれを防ぐため、直射日光で2〜3日完全に乾燥させる
庭ラボ所長
庭ラボ所長
いかがでしたか?ただのゴミだと思っていた鉢も、週末の1時間で主役級のアイテムに生まれ変わります。まずは一番汚れている鉢を洗うところから始めてみてください!

高いお金をかけずに、今あるものを工夫して理想の空間を作ることは、ガーデニングやDIYの最大の醍醐味の一つでもあります。
劣化したものは適切に処分し、使えるものは賢くリメイクして、週末のガーデニングライフをもっと楽しんでいきましょう!
以上、庭ラボ所長のKTでした!

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